「林百貨」昼と夜両方行って見よう!
撮影スポット:林百貨
住所:台南市中西區忠義路二段63號
ホームページ:http://www.hayashi.com.tw/
見どころ:
林百貨は、雑貨を初めとした物品の販売を行っているため、地元の台湾人のみならず、多くの日本旅行者が日本の土産を購入する場としてにぎわっています。建物の中に入ると、昔懐かしの電化製品等が展示されていたり、屋上には日本統治時代に作られた神社があったりと買い物だけでなく、目で見る楽しみもあります。
今回の林百貨の見どころは建物の内部ではなく外観を紹介したいと思います。昼間と夜では雰囲気がまったく違います。昼間は古き伝統のある建物、夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気となります。
林百貨の概要:
1932年(昭和7年)に山口県出身の経営者・林方一によって「ハヤシ百貨店」が開業されました。日本統治時代には、ハヤシ百貨店がある地は、「台南の銀座」と呼ばれる「末広町2丁目」に位置しており、台南の中では、屈指の商業エリアでした。
戦後、 ハヤシ百貨店は、台塩実業株式会社の事務所として利用されていたが、その後事務所は移転となり、 1998年 市定古跡に認定され、所有権は台南市政府となり、修復工事が行われ、2013年に修復工事が完成しました。 2014年には、林百貨として開業し、多くの日本人旅行者が訪れる場所となっています。
地図:
まずは林百貨の昼の顔です。ロータリーとなっている湯徳章紀念公園から中正路に入ると、正面に林百貨が見えてきます。初めて見たときは、時代が昔に戻ったような気分になります。ちょうどこの通りが日本統治時代には、屈指の商業地区だったようです。(カメラ:ソニーRX100)

近づいてみると、林のマークがあります。またレンガの色は赤系ではなく黄土色になっているのが特徴的です。 修復後でも、新しさを感じず、いい意味で古さ・歴史が漂う雰囲気になっています。(カメラ:ソニーRX100)

こちらが屋上部分になります。こちらには、奥の方向に神社があります。 (カメラ:ソニーRX100)

次に夜の林百貨の顔です。同じく 湯徳章紀念公園から中正路に入ったところになります。夜になっても林百貨は目立っています。かなりいい雰囲気ですね。 この方向から見る林百貨を絶対に見てほしいですね。 (カメラ:ソニーRX100)

この幻想的な光はどうやって出てくるのだろうと不思議に思ってきます。最近の色取り取りのライトアップではないにも関わらず、とてもきれいです。

そして不思議なのは、角度によって光の色や見え方が変わってきます。至近距離の正面からは、光が白っぽく見えます。(カメラ:Canon PowerShot G7 X)

(カメラ:NIKON Z 6)

こちらは富華大飯店から撮影したものです。

こちらは年末の鄭成功廟から撮影した林百貨です。台南の年末は、色々な廟で装飾がされますが、忠義路二段の通りの赤い提灯超しの林百貨のライトアップはよりきれいでした。(カメラ:NIKON Z 6)

林百貨は、土産を購入する場所としとてもいいですが、夜のライトアップもぜひ見てください。
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